Leaders Style(リーダーズスタイル)

有限会社プランチャイム LiLiCo

映画コメンテーター

LiLiCo

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スウェーデン・ストックホルム生まれ。
スウェーデン人の父と、旅行中に出会った日本人の母を持つ。 18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。TBS「王様のブランチ」に映画コメンテーターとして出演。映画、ファッションのイベントMCやトークショー、ラジオ番組にも多数出演。声優として映画の吹き替えや、アニメ「サウスパーク」のワガママ身勝手なデブ“カートマン”を演じるなど マルチに活躍する映画コメンテーター。
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 一応ね、80歳が人生の平均寿命として、でも私は120歳まで生きるつもりなんですけれど(笑)。40歳って折り返し地点みたいな感じで、10歳の頃の私は40歳になったら、お金持ち!とかいうのじゃなくて、優雅に過ごしたいなって夢見ていたんです。自分が満足できる部屋を持ちたいって。それに自分が一生付き合っていけるであろう仲間と本当に好きなことをずっとやっていたいなって思っていたんです。40歳の誕生日の時にふと10歳の頃のことを思い出して、10歳の頃の自分に「やったよ!」って一言だけ言いましたね。
 子供の頃は内気で、目立たない子でした。小学校の同じクラスにいた人達に聞いても多分、私のことを覚えていないと思います。でも、ずっと歌手になりたかったです。ABBA(アバ)に4歳で憧れて、その後は日本のお婆ちゃんがアイドル雑誌を送ってくれて、そういう衣装を着て唱いたいっていうのが夢でした。その後のマドンナの影響も大きかったですね。
適当に仕事している人が一番嫌い
LiLiCo
 一度だけ美容師になるのもいいかなって思った時があって、だから今は自分で髪の毛をセットして自分で洋服のスタイリングもやっています。こだわりは凄いですよ。そうじゃないと仕事はできないと思います。適当に仕事している人が一番嫌い。何の為にやっているのかよく分からないっていう。言われているからやっていますみたいな。もう、一番ダメなのよね。わかっちゃう。本当に心から好きでやっているから、元気で、輝いているんですよ。楽しんで仕事をやっている人、ちゃんとこだわりをもってやっている人ってカッコいいですもん。

 「王様のブランチ」(TBS)は2001年から出演していますが、97年から「Beat the Tokyo!」(TOKYO MX)という番組で映画のコメンテーターをしていました。その時は映画だけじゃないんですよ。97年ってクラブが流行り出した頃で、クラブって何?っていうコーナーがあったり、遊園地に行ったり。その中の一部に映画紹介があったんですよ。今みたいな紹介じゃなくて「楽しかったよ」くらいの浅い感じでしたけど(笑)。“映画コメンテーター”というのは「王様のブランチ」からですね。その時にはサウスパークの仕事も始めていて、サウスパークの新しいシーズンが始まる頃に「雑誌の記事で映画を三本紹介してください」って言われたんです。その時に挙げたラインナップが良かったんじゃないでしょうか。それに「王様のブランチ」の放送作家さんが目をつけてくれて電話くれたんですね。唯一心がけたことと言うと「三本映画を紹介する」っていうことだったので、バラエティに富んだ作品を選びました。全部アクションだったら「なんだコイツ」ってなっちゃうし。だから、誰でも知っている王道のコメディとサウスパークの映画版、あとは官能的なラブストーリー、とまったくジャンルの違う映画を3本選んだんですね。だから「この子はちゃんと映画のことを分かっている」っていう印象だったのかも。
 さっきの話の通り、適当に仕事をしている人が嫌いなので、放送作家さんにはサウスパークの魅力を深く話しましたね。あのアニメって凄く不思議で、「おバカなアニメです」って一言で片付けることもできるアニメなんですよ。下ネタも満載で。でも、ちゃんと社会の問題とかをシュールな目線から捻くれてみたり、応援したりもするアニメですからね。

 歯車がまわり始めたきっかけは、89年に日本に来たことがまずきっかけですよ。チャンスなんて待っていても来ないから、チャンスは自分でつくらないといけないんですよ。だから、まずは自分。自分は何がしたいのか。日本で歌手をやりたいのなら、まず日本に来ること。そこからオーディションを受けたりだとか、浜松のビアガーデンで雇ってもらえたことが最初のきっかけですよね。ホームレスとか色々ありましたけど、それは必要だったことだと思いますし。だってそれは自分に魅力が無いから売れないわけで、それは自分の責任ですよ。あの頃はお金も無かったから写真もあんまりないんですけど、やっぱり自分がプロモーターとかプロデューサーだったら使わないんだろうなって。
柔軟性がなかったら此処にいない
有限会社プランチャイム
 これからやりたいことは、いっぱいありますよ。私の人生、時間が足りないと思います。全部叶えるつもりでいますし。折角生まれてきたんだから、人生は自分から楽しくしないといけないし。「人生がつまらないな」って言っている人達は、本人がつまらないんですよ。多分、つまらない人だと思うんです。出会いが無いって言っている人は自分からはどこにも行かないじゃないですか。会社から家に帰って、冬はコタツに入ってテレビ見てミカン食べて。出会いが無いのも当たり前じゃないですか。何も努力しないのに文句だけ言うじゃない。私はそこが理解できないんですよ。皆、客観的に自分のことを見ないんですよ。私だけ出会いが無い、もう38歳だからそろそろ結婚しなきゃとか、誰が決めたんですか?誰と比べてるの?アナタの人生でしょ?自分でいる勇気が無いんですよね。必ず誰かと比べて、周りがみんな結婚するから私も焦って結婚しました、みたいな。見ていて凄く苦しいんですよね。

 もっと柔軟性を持ってね。だってそうじゃなかったら、私ここにいないもん。未だに歌手になろうと思って必死にしがみついていたら。歌手だけじゃなくて、できることを何でもしようってやっていたら上手くいったから。歌なんていつだってまた唱えるからね。
 やっぱり「10分後に死にます」って誰かが教えてくれたら、その時に「頑張って生きてきて良かったな」って言いたい。できたら笑顔で。恋愛なら、告白して振られてもいいの!そいつはダメだったんだ、私のことを好きじゃない。ずっと告白しないで「私あの人ずっと好きです」ってメソメソする女いるじゃない。「ダメです」って言われたらさ、次にいけるじゃん。男はいっぱいいるから。「私この人が運命!この人がいないと生きていけない!!」って言うけど、生きていけます!!私も昔はやっぱり「死ぬぅ」って振られてやっていたけど、今もうその人の名前すら覚えてないもん。あの時あんなに泣いたのに(笑)
※記事の内容は取材当時のものとなります