Leaders Style(リーダーズスタイル)

株式会社ちゃりカンパニー 久保田哲也

株式会社ちゃりカンパニー 取締役社長 兼 代表執行役CEO

久保田哲也

1979年群馬県出身、地元進学校に進学するも2年で中退。中古車販売店に営業職で就職、店長を経て20歳で起業を志すが、融資を受けられず水商売をしながら短期渡米、帰国後再就職、物流業の取締役、広告代理店・人材派遣業の取締役を歴任後、28歳でマーケティング系コンサルタント業を起業。1年後に法人化、同時にブライダル事業に参入。オープンから半年後に起きた震災による影響から脱却できず、従業員・取引先との契約継続を条件にブライダル事業を無償譲渡、会社を清算し自身も自己破産。シンガポール法人ディレクターを経て2013年、法人設立時に同社取締役に就任。
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震災がなかったら、失敗していなかったら、今の仕事につくことはなかったと思います。一般的に言われる成功基調にいる人に対しては多くの人たちが群がってきます。でも失敗というラインに乗った途端にほとんどの人が離れていく。それでも僕の実力を信じてくれる人のために何ができるのかを考えたら答えは簡単でした。信じてくれている実力を証明すること。証明を以って恩に報いること。経営を怖いと思った時期もありましたが、同時に失敗へのプロセスを知っているからこそ、失敗しないためにやるべきことを知っている自分がいることも分かっていました。だからこそ僕が選んだ道は経営という職業であり、今の職を受けるという選択でした。表面上の信用を獲得する手段を考えなくて良いので、結果が出るまでは報酬は受け取らないという条件を無理言ってつけてもらったのも大きかったです。
仕事のSTYLE
新人時代は何もわからずただ高校中退という遅れを取り戻すことに必死だったんだと思います。進学校だったので、みんな大学に進学していく中で、最終学歴が中卒になった僕は誰でもつける職業を選ばざるをえなかった。だから実力で勝負できる営業の世界に飛び込んだ。小さな世界でトップに立ったことに天狗になって初めての起業で融資してもらえず、世間の仕組みのせいにした。でも、大きな世界に触れることで自分の世界観を否定された。仕組みが悪くても、環境が悪くても、やれなかったら本当の実力じゃないってことに気づかされました。それから経営というものを勉強して、独立をして経営者になり、また鼻が伸びていた。実力を過信して過度な事業拡大をした結果、震災をきっかけに後ろを振り返ったら何もなかった。僕をちやほやしてくれる人は、悪口をいう人たちに変わっていました。どんなに守っても、最低限の被害に抑えようとしても、たとえ1円だとしても損させてしまった僕は悪人でした。でも、その状況でも僕を助けてくれた従業員がいました。ほんの数名ですがついてきてくれると言ってくれた従業員と恩人たちのためにもそのまま沈むわけにはいかなかった。そして今の僕があります。だからこそ、格好つけずに今関わるスタッフやお客様、パートナーさんには僕より先に幸せになってもらいたいと思える。今の僕のスタイルは「与える」です。地位も責任も欲求も人それぞれ、十人十色の希望に応える会社にすること。そんな偉そうな理想論を重さのない自然体で叶えていくために、見る角度によっては「無責任」な人間でいることです。そして自分の常識をなくし物事を平面や立方体でなく球体で捉えること、接する面を無限にすることで発想を無限に広げることを心がけています。
若者へのメッセージ
ここ数年はチャレンジをしない子が増えてきているような印象があります。そして僕ら大人より正解を生きている子達が多いように思います。現代社会では正解を多数意見や結果で定義します。僕は色々な正解があっていいと思う。今は不正解でも、ある人にとっては不正解でも、将来は正解になることや、違うある人にとっては正解なこともたくさんある。今自分が思う狭い視野で正解を探して王道を生きるだけでなく、視野を広げて色々な正解を探してみたらどうでしょう?僕ら大人は若い子たちが死ぬまでの責任は取れない。だからいつか自分で責任を取らなきゃいけない時がきます。その時に大人が決めた正解じゃなく、自分の決めた道を歩いていたら責任に対して納得してぶつかれるんじゃないかと思います。理不尽のなかで相手にとっての正解を追うことよりも、もっとオモシロイことを考えてもらいたいと思います。「ないものはない」と言えてしまう世界だからこそ、常識のなかだけでなく視野をもっと広げて、色々な角度からアプローチする柔らかさを持ったらもっと人生楽しめると思います。
会社・団体・組織概要
企業名株式会社ちゃりカンパニー
所在地360-0833 埼玉県熊谷市広瀬248−1
業種小売業
事業内容自転車買取専門店バイチャリの運営・FC運営

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