Leaders Style(リーダーズスタイル)

株式会社TOPWELL 井上康秀

株式会社TOPWELL 代表取締役社長

井上康秀

<職歴> 2001年大学卒業。その後約5年間、IT業界においてプログラマーからシステムエンジニアを経て、2006年に外資系ITコンサルティング会社に転職。 2008年に独立し1年間フリーのコンサルタントとして活動後、2009年に株式会社TOPWELLを設立。 <学歴> 2001年3月 大阪学院大学経営学部卒業。 2014年3月 同志社大学大学院ビジネス研究科(MBA)を首席・総代で卒業。 2015年4月 神戸大学大学院経営学研究科 博士後期課程(Ph.D)入学。
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私が前職である外資系ITコンサルティング会社に勤めていた頃(2006,7年頃)は、リーマンショック前ということもあり、世界経済が好景気に”見えて”いました。マネー経済の規模が実体経済よりも何倍もに膨れ上がり世界にマネーがだぶついていました。  このような中で、アメリカは日本の基幹産業である製造業が作ったモノをたくさん買い(輸入し)、日本を潤した上で、アメリカの基幹産業であるサービス産業(たとえばITや金融)を日本に売り込むといった戦略をとっていた。これらのサービスを大量に信じられない価格で(潤していた)日本に売りつけ、マネーの還流を狙っていたのです。  このような”アメリカのアメリカ人によるアメリカのための世界経済”をアメリカ資本の会社の中から目の当たりにした私は、「もっと日本のために自分が自由にできることはないのだろうか?」と思うようになりました。 これが独立を決意したきっかけです。
仕事のSTYLE
仕事へのこだわりは、当社の経営理念でもある「Make ALL Happy(すべての人を幸せにする)」です。これは、当社や私に少しでも関わっていただけた方を幸せにするということはもちろんのこと、むしろ当社や私と関係のない離れたところにいる人々から幸せにする、という意味も込められています。  よく「家族を幸せにできない者は、他人を幸せになどできない」と言う人がいます。もちろんこの考え方自体は素晴らしいと思います。しかし、私の場合はこれとまったく逆の立場をとります。「他人を幸せにしてこそ、はじめて家族や(しいては)自分も幸せになることができる」という考え方です。なぜかというと、私の場合、家族を第一に考えすぎると”守り”に入ってしまうからです。  事実、世の中で偉業を成し遂げた人々は、やはり自分や家族のことを第一に考えるというよりは、”世間”への貢献を第一に考えていたと思います。だからこそ”偉業”と呼ばれるのだと思います。たとえば、松下幸之助(現パナソニックの創業者)は、「電気製品も生活必需品なのだから、水道の蛇口をひねると当たり前のように水が手に入るように、価格を下げ消費者の手に当たり前のように行き渡るようにしなければならない」といった水道哲学と呼ばれる経営哲学をもっていましたが、これこそ”世間”への貢献を家族よりも第一に考えている好例です。  売り手と買い手、そして世間の三方がすべて良しとなる考えを「三方良し」いいますが(近江商人の教えにあります)が、これを現代風にアレンジしたものが当社の経営理念である「Make ALL Happy(すべての人を幸せにする)」となっています。  したがって私は、仕事(ビジネス)においては、常に売り手(自社・自分)と買い手(相手)だけではなく”世間”への貢献といったことも考えるようにしています。
若者へのメッセージ
伝えたいメッセージは、「あぁ、もう無理だ!と思ったところからもう半歩頑張ってみる」ということです。これは私が通っていたMBAコースでの実体験から思うことです。   当社の創業当初は資本金10万円で私の自宅の1室からのスタートしました。従業員は私を含めてもたったの2名でした。当時はリーマンショック後で企業の投資活動が極端に冷え込んでおり、時には月間売上高が10万円にも満たないという時期もありました。  このような経験を通して、それまで私が行っていたK・K・D(一般には「経験・勘・度胸」のことだが、新人社長である私の場合は経験がないため「神頼み・勘・度胸」であった)に偏った経営を見直し、経営学の基礎から学びなおすために同志社大学のMBAコースに入学しました。  MBAでは日常業務をこなしながら学業を全うすることが求められるので、正直しんどかったです。しかし、これほどまでに自分に負荷をかけたこと、そして成長を感じ取れたことはありませんでした。 「自分の限界のもう半歩頑張ってみる。 すると、そこには半歩分の成長した自分と半歩分の開けた世界が待っている。」 これが、私がMBAで学んだどんな理論にも負けない論理です。  みなさんも努力した人にしか見えない視界に立ってほしいと思います。そのためには、「あぁ、もう無理だ!と思ったところからもう半歩頑張ってみる」という精神が必要です。
会社概要
企業名株式会社TOPWELL
所在地大阪市淀川区西中島3-9-13 NLC新大阪8号館5F
業種ITコンサルティング
事業内容企業向け情報システム導入コンサルティングおよび情報システム開発

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