Leaders Style(リーダーズスタイル)

株式会社コプロ・エンジニアード 清川甲介

コプロ・エンジニアード 代表取締役社長兼グループCEO

清川甲介

Kosuke Kiyokawa

株式会社コプロ・エンジニアード。建設業界に特化したアウトソーシング(建設エンジニアリング、プラントエンジニアリング)を行う。代表の清川らによって2006年に設立。設立7年目で売上は40億円を突破予想(2013年3月期予想)。
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 若者の皆さんには現状に満足することなく、刺激のあるところに自分の身を置いて頂きたいと思っています。ぬるま湯に浸かっているだけは、何も生み出すことはできません。環境に順応してしまった自分を目覚めさせるにはどうしたら良いのか。それには、ライバルを見つけることです。張りあえる人、目標とする人を必ず見つけてください。そうすることによって、常に自分を高めていくことができるはずですよ。

 学生時代は経営者である父の背中をずっと見ていました。周りへの気遣いができて、社員からも人望の厚い父を見て、いつかは自分もあんな経営者になりたいなぁと思うようになりました。しかしながら何から始めれば良いのかは分かりませんでした。そんな学生時代でしたね。
会社は成長した、でも自分の成長はどうか
清川甲介
 専門学校を卒業してからは父の経営する建設会社を継ぐべく、勉強の為に建設会社に就職し現場監督の仕事に従事していました。その後大手建設系アウトソーシング会社と出会い、そこで営業のノウハウを覚えて営業成績を上げました。新規営業所出店を経験したり、売り上げが低迷している営業所の立て直しを行った後には26歳でその会社の代表取締役に就任しました。若くても結果を残せばキャリアアップでき、社長も経験できる会社でした。正直凄くうれしかったですね。その半面相当なプレッシャーがありました。前任の社長から受け継いだ会社を自分が経営していく事に凄く不安だったんです。ただその当時の社員がしっかり業務を遂行してくれたおかげで、就任当初年商50億円だった会社を年商180億円まで成長させる事ができ、業界№1の会社にまですることができました。

 社長まで経験させて頂き、会社を成長させて大きな手応えを感じていました。しかし大グループ企業が故のルール、規制が大きく、自分のやりたい会社経営ができなかったんですね。前会社には感謝しています。若い時に社長に就任させてもらって色んなことを勉強させてもらいましたから。ただ雇われ社長の為決裁権の範囲が少なかったり、自分の理想とする会社経営ができなかった。会社が成長して大きくなればルール、規制は必ず必要なんです。ただそうしたルール、規制に自分自身の成長を止められてる気がしたんですね。自分自身が思い描く理想の会社を創りたい。『全く根拠のない自信』だけで一歩踏み出そうと決意し、起業しました。

 最も信頼していた仲間と2人でのスタートでした。当初は資金に余裕があった訳でもありません。小さなオフィスにダンボールを置いてその上で仕事をしてましたね(笑)。不安な気持ちよりも、ワクワク感や興奮の方が大きかったです。みんなが笑って、楽しい時間をシェアできる空間を自分たちの手で作り出せるのですから。技術者さん、お取引先、社員・・・。これら三方のどの立場の人も笑顔になれるような企業を目指して、会社を大きくしてきました。現状に満足することなく、これからも新しいことにチャレンジをしていきたいですね。
人材育成こそ全て
株式会社コプロ・エンジニアード
 幼い頃から学生時代はとにかく体を動かすことが大好きでした。父に勧められて空手の道場に通ったり、水泳、バレーボール、様々なスポーツにのめり込んでいましたね。とにかく目立ちたがり屋でした。学校の行事、仲間同士の遊びなんかは常に先頭に立って仕切ったりなんかしてました。そういうスポーツの中で経験した礼儀や忍耐、団体競技でのコミュニケーション、仲間との信頼関係、絆など今現在の自分にすごくいい影響をもたらしてくれていると思います。

 我々の業界は人材ありきの業界です。物を作って世の中に出す製造業とは違い人材の質で右往左往するビジネスモデルです。『社員の成長=会社の成長』だと考えていますから、全社員のビジネススキルは勿論のことヒューマンスキルのレベルアップに注力していきたいですね。人材育成が全てです。
※記事の内容は取材当時のものとなります